【働き方改革特集(その1;働き方改革って何なの?)】 | |
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平成31年4月1日から、「働き方改革」に関連する法令が段階的に施行されます。これに伴い、企業には様々な対応が求められることになりますが、仕組みが複雑なので「いまひとつ良くわからない」という方も多いのではないでしょうか。そこで、新着情報コーナーでは、働き方改革のポイントをギュギュっと凝縮して、その骨格を整理したいと思います。 働き方改革は、「働きすぎの防止」と「正社員と非正規雇用者(パート、有期雇用労働者、派遣労働者)との間の不合理な格差の解消」という2つの視点に立って進められることになります。 働きすぎの防止は、時間外労働や休日労働に上限を設ける、年次有給休暇を強制的に取得させる等の方法によりその実現を目指しますが、これに対応しない企業に対しては、行政罰を以て処分することとしています。また、正社員と非正規雇用者との間の不合理な格差の解消では、「パートだから…」といった理由で、処遇に格差を設けること等を禁止しています。 どちらの視点についても、違反行為があれば、従業員のモチベーションが低下します。さらに、世間からは「ブラック企業」の烙印を刻まれ企業経営に大きな影響を与えることが想定されます。そのような状況に陥らないためにも、働き方改革の内容を理解し、適切な対応をしましょう。 |
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2019.3.13 更新 |