2009年10月31日

宙に浮いた年金の支払い

ひところ国民の関心を集めた「宙に浮いた年金問題」も、現在は沈静化し落ち着きを取り戻しているようです。
私たち国民の熱しやすく冷めやすいという性格からなのか、社会保険庁という組織に愛想を尽かしたのかは知るよしもありませんが、とりあえず沈静化はしたようです。

しかし、これとは別に、現在は宙に浮いた年金の支払い事務について、困った現象が発生しております。それは「年金の支払いの著しい遅れ」です。

通常であれば、年金は手続きをしてから3〜4ヵ月後に支払われるのですが、宙に浮いた年金は、支払いまでに1年前後の期間を要しているというのです。

この事態は「異常」です。年金履歴が確認された人の支払い事務になぜ1年もの期間を要するのでしょうか…、私は分かりません。
よもや、受給権者の方が亡くなるのを待っているわけではないでしょうが、国民の方々にそのように受け取られても仕方のない状況が形成されています。このようなことでは、年金行政への信頼回復は到底望むことができません。

なぜ、国民の立場に立ったことが行われないのでしょうか、不思議でなりません。

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